イベントに特化したfacebookページの運用

◼︎イベントのためのfacebookページ

オフラインのイベントのプロモーションとしてfacebookページを運用している事例は国内でもすでにいくつかあります。例えば、下のようなものが運用されています。

一般的なイベントプロモーションとしては特設webサイトの設置、ダイレクトメールでの案内、チラシ配布、メディア(新聞、雑誌、webサイトなど)への広告出稿、メルマガ広告、配信、プレスリリース配信などが主流です。

こうした従来の方法にfacebookページを使った情報発信を加えることでイベントの認知度向上だけでなく、運営者側とユーザーとのコミュニケーションを通して、よりイベントを盛り上げられるようになります。

もう一つ重要な効果としてfacebookページでユーザーの声を聞き、それをイベントに反映させたり、ユーザーがイベントについて話題にしやすい雰囲気を作ることができます。ユーザーが話題にするということは別のユーザーがイベントを知るきっかけを増やすことにつながります。

 ◼︎イベントに特化したfacebookページの検討事項

facebookページを使ったイベントプロモーションを検討するにあたっては、次から解説する項目について検討して実施するかどうか判断する必要があるでしょう。

●イベントのターゲットとの相性

最初に考えるべき項目は、イベントのターゲットとしている人たちがfacebookを使っているかどうかです。せっかくmプロモーションをしてもターゲットが利用していなければ、意味はありません。facebookの利用者属性とターゲット属性の比較、facebookでそのテーマは話題になっているか、といったことを調査する必要があります。

●どんな情報を配信できるか

facebookページを使って配信できる情報を考えてみましょう。例えば、下のような情報があるでしょう。

・イベントの基本情報

内容:イベントの趣旨、開催スケジュール、開催場所の案内、イベントのアジェンダ、参加費用、特典など

効果:イベントへの興味喚起、イベント内容の周知、スケジュール調整のリマインダー

・登壇者、スピーカーの情報

内容:スピーカーの紹介、スピーカーの活動紹介(最新記事やメディア露出などの紹介)、イベントの参加企業(ブース出店など)の紹介

効果:あの人の話を聞きたいという参加モチベーションの向上、登壇者やスピーカのブランディング

・過去のイベントの紹介

内容:過去のイベントのプレゼンテーション資料、動画、写真の公開

効果:イベントの雰囲気や価値を伝えられる

・イベントのテーマに関連する情報の配信

内容:イベントのテーマに関するユース、記事、書籍、テレビ番組、雑誌記事など、多種多様なソースの情報、イベントの紹介記事

効果:テーマについての啓蒙、テーマに興味を持つ人の増加

・イベント準備状況の報告

内容:イベント運営者の活動、イベント準備にまつわる進捗情報、開催にあたっての工夫

効果:親近感、期待感

・イベントの中継

内容:動画配信、レポート配信、外部メディアやブロガーによるイベントレポートのシェア

効果:参加者以外にも情報を伝えられる、胃炎との話題性を高める

・イベントのアーカイブ

内容:イベントで利用したプレゼンテーション資料、写真、動画公開、参加者の感想、質問、ディスカッション

効果:イベント後のフォローアップ

●効果測定

維ベントをテーマにしたfacebookページを運用することの目的の一つに集客効果があります。

facebookページへの「いいね!」の数だけでなく、実際の集客効果がどれくらいあったのかを評価する方法もあらかじめ考えておきましょう。

例えば、会場内のアンケートやイベント終了後のアンケートでイベント情報をどういう経路で知ったかを調査し、評価するという方法があります。

また、有料のイベントであれば、facebookページで「いいね!」をしてくれている人にだけ、プロモーションコードを配布して割引などをして、そのコードの利用者数から流入度を調べるといったこともできるでしょう。

集客以外にもコミュニケーションの活発度やオンライン上でどれくらい話題になったか、スライドや動画へのアクセス数といったことを数値で整理するのも良いでしょう。

イベント当日の集客効果だけでなく、イベント前に興味、関心を高め、イベント後もそれを維持する効果があったかということも評価できれば、次回のイベント開催時の資料となるでしょう。

◼︎コラム「victoria’s secret  イベントページでセールの戦利品を見せて」

ここでは、米国のランジェリーショップです。この店ではfacebookのイベント機能を使って、ユニークなセール情報を発信しています。イベント機能を使って、セールの情報を公開する。ここまでは誰でも考える企画ですが、この店では、このイベントページでユーザーに次のように呼びかけています。

「このイベントページにvictoria’s secretのセールで買った戦利品の写真をアップロードしてください。アップされた写真からいくつか選んで、facebookページのウォールに投稿します。」

この呼びかけに応えて、たくさんのファンがセールで手に入れたたくさんのアイテムを並べた写真を続々とアップロードしています。

この企画は大変よくできていて、すでに購入した人の人したい気持ちに答えるだけでなく、セールに行っていない人の購入意欲を掻き立てることにも成功しています。実際、写真からはセールの熱気、高揚感までもが伝わってきますし、参加者が綺麗にアイテムを並べた写真を撮影していることから、ブランドに対する愛情までも感じます。なお、この店の取り扱い商品が下着であるだけに、投稿のルールが厳しく定められています。例えば、モデルみたいに自分で下着を民意つけている写真はNG。商品以外は写真に含めないで。などです。